「ひろゆきとホリエモンがエール」も…都知事選出馬表明の安芸高田・石丸市長を待ち受ける“試練”
《#東京都知事選 に出ることにしました。東京を変えて、日本を変えてみたいと思います。一極集中から多極分散へ。これしか東京と地方が発展する道はないと考えています》 【写真】自らの行為を無修正で投稿…32歳女性「婚約者とのわいせつ動画で9500万荒稼ぎ」逮衝画像 広島県安芸高田市の石丸伸二市長が5月16日、自身のXで、今年の7月7日に投開票が行われる東京都知事選に立候補する意向を明らかにした。 ’19年の参議院議員選挙で、河井克行元衆議院議員の大規模買収事件に絡み前任の市長が辞職。政治改革を訴えて’20年8月に初当選したのが、政治経験ゼロで、元銀行員の石丸氏(当時37歳)だった。 石丸市長は安芸高田市出身。現在1期目だ。 「就任早々、議会で居眠りする議員をXで暴露し、“恥を知れ!”などと声をあげたりと話題に事欠かない人物です。そのおかげで自身のXのフォロワーは約38万人(5月18日現在)を突破。安芸高田市の公式YouTubeチャンネルは、自治体公式として全国一となる26万人の登録者、文字通り、日本一“バズっている”市長ですね」(ワイドショー関係者) そんな若手が都知事選に名乗りを上げた。インフルエンサーのひろゆき氏は 《安芸高田市長の石丸さんが都知事選に出馬。若い人が首長や議員になる流れを作るべきだと思うので、応援しますー。》 そして堀江貴文氏も、石丸氏の表明ポストを引用して 《すばら!》 と一言。いまやひろゆき氏の“天敵”であるホリエモンもここでは珍しく足並みを揃えた。 一方、衆議院東京15区の補欠選挙に無所属で出馬していた乙武洋匡氏の演説を、拡声器を使うなどして妨害したとして、17日に公職選挙法違反の疑いで逮捕された『つばさの党』幹事長の根本良輔容疑者も逮捕前日にはXで 《石丸市長が都知事選出るらしいね 一説によると維新から出るそうだが、そうなったら徹底的に質問しに行くよ 寝てるクソ議員に恥を知れ!と言うぐらいだから質問には答えてくれるだろう 彼との対談とか、めっちゃ盛り上がると思う そう言う盛り上がりがないと若者は政治に興味持たないからね》 と“凸予告”。何かとラブコールの多い状態だったのだ。 しかし一方で、最近ではひろゆき氏と何かと対立している元大王製紙会長の井川意高氏は 《人口3万人の田舎町を変えられなかった人間がよく言うわ》 と石丸氏をバッサリ切り捨てた。 「現職の小池百合子氏がいまだ出馬表明をしていませんが、もし出馬すれば石丸氏は非常に苦しい戦いを強いられるでしょう。前回の都知事選では小池氏は圧勝の360万票超、2位の宇都宮健児氏でさえ84万票程度という、まさにケタ違いの強さ。 ひろゆきさんも16日のYouTubeの配信では“応援はしているんですけど、当選はしないんじゃないかなと思ってます”と正直な気持ちを話していたくらい厳しいと感じているようですね」(テレビ局報道記者) ネット世代など若者を中心に支持されている石丸氏。長らく女帝が鎮座している要塞に“風穴”をあけることはできるのか――。
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